【寒冷地仕様】樹脂系サイディングの特徴や価格を紹介!大きな欠点も?

外壁

日本の住宅の外壁で採用率が高いのは窯業系と金属系サイディング。

名前だけ聞いてもピンと来ないかもしれませんが、実際に街中を歩いてみると、これらの外壁で塗装された家が立ち並びます。

しかし、家の外壁の種類はこの2つだけではありません。

特に、この記事で紹介する樹脂系サイディングは、北米を中心にシェア率が高い外壁なのです。

樹脂系サイディングとは?

樹脂系サイディングは、プラスチックのうちの一つ、塩化ビニル樹脂を素材にした薄い外壁素材です。

薄いのとは真逆に、高耐久で気候の厳しさからも守られる外壁です。

さっそく、樹脂系サイディングのメリットとデメリットを見ていきましょう!

メリット

メンテナンス頻度が非常に低い

どうしても他のサイディングは、壁の色が落ちてきて、10年ペースで外壁を交換する必要がある場合も。

しかし、樹脂系素材は素材に既に色が付けているため、再塗装する必要がありません。

他の外壁素材はシーリングを使います。これは壁と壁を繋ぎ合わせるので劣化が激しいのですが、こちらは素材同士を「重ねる」オープンジョイント工法で工事するため、劣化対策も要りません。

一般的に30年前後はメンテナンスがほとんどいらないと言われています。

凍害・塩害に強い

凍害や塩害によってヒビが入ることもほとんどありません。

北海道や東北地方といった寒冷地、更には海沿いの地域に行ってみたら分かるのですが、案外樹脂系サイディングを採用した家が多いんですね。

これも災害から守りやすい樹脂系素材の特徴が評価されているからでしょう。

とにかく軽い

樹脂系素材はサイディングの中でもかなり軽いのです。

参考に軽さは窯業系サイディングの10分の1程度とされています。

後ほど紹介しますが、重ね張りというリフォーム工法で施工する場合でも、負担が少ないんです。

デメリット

バリエーションが少ない

樹脂系のサイディングは、他のに比べると、デザインや色が少ないのです。

例えば「木目調風」のデザインを一つ挙げても、窯業系や金属系ならば様々なデザインを再現できる一方で、樹脂系サイディングの場合、再現例が少ないので、外壁に詳しくない人は窯業系や金属系を選ぶのが無難でしょう。

場合よっては火災の危険性が

樹脂系サイディングの素材でもある塩化ビニルは、燃えにくい素材で、販売されている外壁の商品も防火構造認定がされているのでそんなに危険を感じる必要はありません。

しかし、準防火地域や住宅密集地帯など、火災に対するリスクが高い地域では政令に接触するため基準を満たす必要があるかもしれません。

樹脂系サイディングの費用は?

まず先に言っておきますが、樹脂系サイディングの費用はかなり高めです。

しかし、これにも訳があるので最後までご覧ください。

窯業系サイディング→3,000~5,000円/㎡

木質系サイディング→6,000~8,000円/㎡

樹脂系サイディング→7,000~9,000円/㎡

こちらは1平方メートル当たりの外壁本体価格と施工費を含めた平均相場です。

一般的な戸建てのリフォーム費用は100~200万円、樹脂系の場合210~270万円が相場です。

樹脂系が一番高いのが分かります。

しかし、窯業系や金属系は安い分、樹脂系より早いペースでメンテナンスをする必要があります。

そう考えたとき、完成から30年近く経ったとき、家にいくらかかったかは案外似たり寄ったりかもしれません。

張り替え工法で施工する場合の費用

築年数が長く、家の劣化が激しい場合は、既存の外壁を撤去してその上に新たな素材を張り付ける張り替え工法を使用します。

2,700~4,000円/㎡が相場。

ここには、古くなった外壁の撤去費用が入ります。

重ね張り工法で施工する場合の費用

一方で築年数が短い場合、既存の外壁の上に新しい壁を張り付ける重ね張り工法で施工します。

2,500~3,300円/㎡が相場。

ちなみにですが、重ね張りでも張り替えでも、上記の費用にプラスして、諸経費や資材運搬費が加算されます。

さいごに

今回は樹脂系サイディングの特徴や価格相場を紹介しました。

金属系や窯業系に比べると、シェア率が低く施工業者も少ないですが、寒冷地では役立つため、その点、窯業系や金属系より優れていると言えます。

慎重にサイディングを調べてみてください。

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